演劇

演劇

〈再録〉『平凡パンチ』と早大スペイン語研究会の備忘録

【『平凡パンチ』1978年11月27日号。コンボイに学生寮にそれから…】 昨年12月の「人新世のパンツ論⑱―特別編III・シキボウと『平凡パンチ』」で、稀代の週刊誌『平凡パンチ』の“男性ブリーフ特集”についてお伝えした。 それまで私自身、『...
文学

〈再録〉江戸川乱歩から始まった私の小説旅

【大人になってから入手したポプラ社の「少年探偵」シリーズの本】 小学校時代、学校の図書室に入り浸って、江戸川乱歩の「少年探偵」シリーズをよく読んだり借りたりしていた――という話を、十数年前に書いた(「江戸川乱歩と図書室の話」)。その頃は、た...
映画

〈再録〉映画『サイコ』とラブホの関係

【映画『サイコ』に出演したジャネット・リーとジョン・ギャヴィン。そして監督のアルフレッド・ヒッチコック(右)】 春の夕刻、新宿のとあるショップの前で落ち合った。大きな交差点をわたり、ひしめく雑踏から逸れて、私たちはいくつかのビルを横切って角...
映画

〈再録〉ヒッチコックの映画『フレンジー』

【アルフレッド・ヒッチコック監督の映画『フレンジー』の1シーン】 ヒッチコック映画狂である私が『サイコ』(“Psycho”)について書いたのは、昨年の9月だった(「映画『サイコ』とラブホの関係」)。あれは誠にクレイジーな映画であった。とはい...
文学

教科書から高村光太郎「道程」

【光村図書の中学3年用国語教科書。かつてこれと同じ教科書をA子が持っていた】 懐かしい“A子”の国語教科書から、高村光太郎の詩を選んで読んだ。 「道程」。僕の前に道はない僕の後ろに道は出来るああ、自然よ父よ僕を一人立ちにさせた広大な父よ僕か...
ビジネス

悲しいお坊っちゃまたちでバグる世界

【このまま消えないでと懇願するファンも多い。草間リチャード敬太さん】 ふりかえって夏。暑さでだらりとした午後を和らげるおやつを食べたのだった。葛餅(くずもち)である。 葛餅は、葛粉(くずこ)を水で練って固めた和菓子――。 葛粉というのは、ク...
書籍

エンタメの魔法の雑誌だった『ぴあ』

【イラストを描いたのは及川正通さん。都はるみさん表紙の『ぴあ』1992年12月1日号】 私の古き青春時代に欠かせぬ友となっていた雑誌『ぴあ』(ぴあ株式会社)を懐かしんで紹介するのは、もしかすると特別な事情がない限り、これが最後ではないかと思...
文学

伴田良輔の「ゲイの顔」

【伴田良輔著『愛の千里眼』(河出書房新社)】 その時代、街の大通りに軒を連ねていたのは、個人経営の商店だった。我が片田舎の町(街)の話である。 それが今では、どこも均一化して、無機質な雑居ビルばかりとなり、テナントは大概、学習塾である。四方...
文学

余韻で人生を繋ぐという話

【私も真似をして、青空に電信柱】 バナナのジャケットのCDアルバムに聴き惚れる。思わず、そのぬるっとした世界に溶け込んでしまったりする。 鮮やかなロックンロールと、霞みがちな淡いロックンロールのテイストのちょうど中間に、調和されたサウンドが...
音楽

LUNA SEAの『MOTHER』のこと

【ロックバンドLUNA SEAの1994年のアルバム『MOTHER』】 将来、芝居がうまくなったら、シェイクスピア(William Shakespeare)やテネシー・ウィリアムズ(Tennessee Williams)の戯曲を自前でアレン...