食べ物

文学

岸本佐知子さんの注文の多い料理店

【『ちくま』の好評連載。岸本佐知子さんの「ネにもつタイプ」】 前回、ホチキスの話で反響を呼んだ(?)岸本佐知子さんの「ネにもつタイプ」。PR誌『ちくま』(筑摩書房)の連載コラムであるが、今回もお調子よく紹介する。 『ちくま』2025年8月号...
科学

アルコール依存とオフライン女子のこと

【ささやかな折り鶴が癒やしとなりますように…】 今年の初め、オフライン女子のハナコさんの話を書いた(「トモダチってなんだろう?―オフライン女子の話」)。 ハナコさんは40代独身の女性で、天涯孤独――親兄弟がいない、友達がいない――であり、L...
映画

ひろひろさんと『ロボットドリームズ』のこと

【パブロ・ベルヘル監督の映画『ロボットドリームズ』】 この稿は、ある方に「お礼を申し上げたい」というのと、「やり残したことをこれからやる」旨の告知を記して、短くまとめたつもりである。ネットで知り合ったひろひろさん 一昨年の早い季節の頃、ネッ...
文学

勝手に勝手に朝井リョウさんのプライド月間書評

【朝井リョウさんが読んだ本はどれも本当に読みたくなります】 作文でいちばん難しいのは、書評だと思う。とくに長い小説の書評なんて、その作品の特性や面白さを、言葉で伝えるのは骨が折れるし、書き手はどこかで頓挫しがちである。常に原作者の意図に対す...
ゲーム

野末陳平の「ギャンブルのすすめ」

【『洋酒天国』第60号で掲載されていた麻雀牌。マージャンカクテル】 あろうことかつまらぬ事をいうようだが、子どもの頃――それはおそらく中学生時代まで続いた観念なのだけれど――率直にいって「麻雀牌」にあこがれていた。 麻雀(マージャン)の牌(...
演劇

瀬戸康史さんの舞台のこと

【月刊誌『家の光』2024年10月号の表紙は瀬戸康史さんだった】 こういっちゃなんだが、それはごくありきたりな記事だった。 JA(農業協同組合)の家の光協会が発行する月刊誌『家の光』2024年10月号で、俳優・瀬戸康史さんのインタビュー記事...
文学

我がツイッター時代のツイートより―「台湾」編

Utaro/青沼ペトロのツイッター(旧ツイッター)時代のアーカイブ。◎第1期:2010年4月22日~2022年6月26日(1.5万ツイート)◎第2期:2022年9月8日~2023年4月19日(2,588ツイート)以下は、この中から選りすぐり...
文学

岸本佐知子さんの死語の知らない世界

【筑摩書房のPR誌『ちくま』2025年5月号(No.650)】 個人的な文学散歩の系譜として、長年続けているのは、岩波書店と筑摩書房のPR誌を定期購読していることと、各出版社の文芸雑誌を乱雑に買って読んでいること。あ、でも文学のカテゴリーに...
文学

内田樹の「ことばとは何か」をふまえて

【高校用国語教科書『精選 国語総合 現代文編 改訂版』(筑摩書房)】 日増しに、先々の長編小説など書けないと思ってしまう。いや、一週間ごとにそう思うのだ。名の通った文人方々の作品なり評論なりに目を通していると、自分のちっぽけな存在が木っ端微...
書籍

告白の法則―A子の教科書から

【A子の教科書と同じ国語教科書をオークションサイトで見つけた】 迂闊であった。「日本語の文法」に関するよりよい記述を、ある本から導いて、これに類似する記述を別の専門書から抽出しようではないか――という企てに、うつつを抜かしたのがそもそもの間...