食べ物

文学

ことば―この世はフーゾクをさだめるなり

私が運営しているウェブサイト[カゼヒカル やましい大人の性のテクスト]では、オトナの世界に特化したセクシュアリティのトピックを書き連ね、投稿配信している。いうなれば、〈ここはオトナの性の話をするところだから、子どもは見ちゃダメよ、向こうへ行...
ビジネス

悲しいお坊っちゃまたちでバグる世界

【このまま消えないでと懇願するファンも多い。草間リチャード敬太さん】 ふりかえって夏。暑さでだらりとした午後を和らげるおやつを食べたのだった。葛餅(くずもち)である。 葛餅は、葛粉(くずこ)を水で練って固めた和菓子――。 葛粉というのは、ク...
書籍

エンタメの魔法の雑誌だった『ぴあ』

【イラストを描いたのは及川正通さん。都はるみさん表紙の『ぴあ』1992年12月1日号】 私の古き青春時代に欠かせぬ友となっていた雑誌『ぴあ』(ぴあ株式会社)を懐かしんで紹介するのは、もしかすると特別な事情がない限り、これが最後ではないかと思...
文学

岸本佐知子さんの虫が知らせる工作員

ごく最近、ジョン・アーヴィング(John Irving)の『ホテル・ニューハンプシャー』(“The Hotel New Hampshire”)と『サーカスの息子』(“A Son of the Circus”)の文庫本を買った。『サーカスの息...
コンピューター

我がツイッター時代のツイートより―「ユリシーズ」編

Utaro/青沼ペトロのツイッター(旧ツイッター)時代のアーカイブ。◎第1期:2010年4月22日~2022年6月26日(1.5万ツイート)◎第2期:2022年9月8日~2023年4月19日(2,588ツイート)以下は、この中から選りすぐり...
美術

母子猫のイラスト―フェイマスなアンディ・ウォーホル

【伴田良輔著『奇妙な本棚』より「ウォーホルの母子猫」】 アンディ・ウォーホル(Andy Warhol)の母親にまつわる猫が可愛い。 我が敬愛する文筆家・芸術家、伴田良輔氏の名著『奇妙な本棚』(芸文社/1993年刊)から、前回は「キスの連鎖」...
テレビ

コロンボ警部が差し出したワインのこと

【サラブレッド・ブックスの『特選 刑事コロンボ』(二見書房)はあの頃買って読んだ…】 普段ウイスキー党である私が、久しく秋夜の風雅に見守られてワインをたしなむ――。きわめて珍しく。 そう、きわめて珍しいことなのだ。私がワインを飲むなんて。 ...
文学

余韻で人生を繋ぐという話

【私も真似をして、青空に電信柱】 バナナのジャケットのCDアルバムに聴き惚れる。思わず、そのぬるっとした世界に溶け込んでしまったりする。 鮮やかなロックンロールと、霞みがちな淡いロックンロールのテイストのちょうど中間に、調和されたサウンドが...
食べ物

岸本佐知子さんの食べるもの捨てるもの

【筑摩書房のPR誌『ちくま』から岸本佐知子さんの「ネにもつタイプ」】 もはや、精緻な器官による皮膚感覚というべきものに、身悶えしてしまう――。 食べるもの、すなわち口に入れていただくものへの感謝の念がこもっていて、その食材の細部にこだわり、...
映画

痩せトレで恋愛映画を発見する

【痩せトレを特集していた『an・an』(No.2248)の表紙はHey! Say! JUMP】 最近、すっかり自分の脚が太くなったと思った。 たぶん、誤解されるかもしれないが、「太くなった」は、決して「太った」(=肥満)の意味ではない。筋肉...