学校

文学

大林宣彦氏の随筆「出会い」

【光村図書の中学3年用国語教科書】 光村図書の中学3年用国語教科書(平成4年2月文部省検定済)から、映画監督・大林宣彦氏の随筆「出会い」を読んだ。 書き出しは、こうである。《一人の老女に出会った》 たぶん、中学3年生の春、一番初めの国語の授...
ビジネス

『平凡パンチ』とサントリーレッド

【週刊誌『平凡パンチ』に掲載されていたサントリーの広告。宇津井健さん】 お酒は飲みすぎると危険だよ、というようなことを書いた「アルコール依存とオフライン女子のこと」のかたわら、手の裏を返したように〈お酒を飲みましょう〉と謳うのは、多少気が引...
科学

アルコール依存とオフライン女子のこと

【ささやかな折り鶴が癒やしとなりますように…】 今年の初め、オフライン女子のハナコさんの話を書いた(「トモダチってなんだろう?―オフライン女子の話」)。 ハナコさんは40代独身の女性で、天涯孤独――親兄弟がいない、友達がいない――であり、L...
文学

我がツイッター時代のツイートより―「三島由紀夫」編

Utaro/青沼ペトロのツイッター(旧ツイッター)時代のアーカイブ。◎第1期:2010年4月22日~2022年6月26日(1.5万ツイート)◎第2期:2022年9月8日~2023年4月19日(2,588ツイート)以下は、この中から選りすぐり...
コンピューター

点滅人生を悠々と生きる

【もうハンダごての影は求めない…】 昨月、何度目かの誕生日が過ぎる。 「生き恥」とは、《なまじ生きているために受ける恥》と辞典にある。三省堂の『新明解国語辞典』(第八版)である。 《なまじ生きて》――のことばが、妙に心にまとわりついて、深く...
動画

2009年の映像作品『忘れられた運動会』

私がデジタルシネマ/ショートフィルムを創り始めたのは、2005年頃だったのではないか。前稿で述べたように、そのほとんどが稚拙なもので、“鑑賞に耐えられぬもの”として私はとらえている。 しかしこれはなんとか、観てもらえるんじゃないか――という...
ゲーム

野末陳平の「ギャンブルのすすめ」

【『洋酒天国』第60号で掲載されていた麻雀牌。マージャンカクテル】 あろうことかつまらぬ事をいうようだが、子どもの頃――それはおそらく中学生時代まで続いた観念なのだけれど――率直にいって「麻雀牌」にあこがれていた。 麻雀(マージャン)の牌(...
文学

渡辺実の「なつかしいと恋しい」

【私にとってもはや意味深なアイテムと化している中学3年用の国語教科書】 もうそれは、“A子の教科書”というだけでいいではないか。 私がその光村図書の古い国語教科書を持っている経緯については、「告白の法則―A子の教科書から」を読んでいただくと...
文学

内田樹の「ことばとは何か」をふまえて

【高校用国語教科書『精選 国語総合 現代文編 改訂版』(筑摩書房)】 日増しに、先々の長編小説など書けないと思ってしまう。いや、一週間ごとにそう思うのだ。名の通った文人方々の作品なり評論なりに目を通していると、自分のちっぽけな存在が木っ端微...
書籍

告白の法則―A子の教科書から

【A子の教科書と同じ国語教科書をオークションサイトで見つけた】 迂闊であった。「日本語の文法」に関するよりよい記述を、ある本から導いて、これに類似する記述を別の専門書から抽出しようではないか――という企てに、うつつを抜かしたのがそもそもの間...