イタリア

文学

岸本佐知子さんの捨てられない話

作家と読者の衝突というのは、常につきものである。 読者が小説を読み、この本は退屈だ、セックスばかり――と抜かして落胆するが、作家からすれば、普段私たちの日常こそ平凡を装った、どきついバイオレンスの連続ではないか――と反論したくもなる。地上の...
テレビ

コロンボ警部が差し出したワインのこと

【サラブレッド・ブックスの『特選 刑事コロンボ』(二見書房)はあの頃買って読んだ…】 普段ウイスキー党である私が、久しく秋夜の風雅に見守られてワインをたしなむ――。きわめて珍しく。 そう、きわめて珍しいことなのだ。私がワインを飲むなんて。 ...
文学

岸本佐知子さんの注文の多い料理店

【『ちくま』の好評連載。岸本佐知子さんの「ネにもつタイプ」】 前回、ホチキスの話で反響を呼んだ(?)岸本佐知子さんの「ネにもつタイプ」。PR誌『ちくま』(筑摩書房)の連載コラムであるが、今回もお調子よく紹介する。 『ちくま』2025年8月号...