飲み物

ビジネス

愛だけでは成り立たないが気になってバグる世界

【気がついたら大人になっていて、私は文春を読んでいた…】 誰しも逃れることなく、子どもから大人に成長する。小さかった身体が大きくなり、やがて詰め込み式の学校の勉学やらで心も鍛えられ、一応の社会環境を認知し、17歳の頃には、物事のあり様も理解...
文学

〈再録〉冬牡丹への懸想

【水舎門をくぐれば東照宮。そしてぼたん苑】 真新しい新潮文庫で漱石の『行人』を読んだのは、“昨年”のこと――と思い込んでいて直ちにツイッターで確認したところ、それは間違いで一昨年の秋であったことに気づいた。 時間経過の感覚が歳をとる毎に短く...
映画

〈再録〉香り高き映画『バリー・リンドン』

【スタンリー・キューブリックの映画『バリー・リンドン』】 貴方は明日絶命します。もし最後に観たい映画があるとしたら、今夜何を観ますか? こんなことを訊かれて、真面目に答えるとするならば、私は『バリー・リンドン』と即答するだろう。スタンリー・...
文学

ものかなしくてバグる世界

【イケメンで華がある。しかしそれ以外はまるでダメな羽賀研二さん】 去る2月9日、タレントの羽賀研二さん(本名・當眞美喜男)が「不同意わいせつ」容疑で逮捕されたニュースが目に止まる。 懐かしき、いいとも青年隊だった頃の羽賀さんは溌剌としていた...
文学

〈再録〉朝井リョウの『生殖記』はナニを語っていたか

【はい、朝井リョウさんの『生殖記』読み終わりました】 当ブログの今月の投稿「私は朝井リョウの『生殖記』を読み始めるというのか」で予告したとおり、それから程なくして渦中の小説を読了し、今これを書いている。 朝井リョウ著『生殖記』(小学館)。 ...
文学

〈再録〉私は朝井リョウの『生殖記』を読み始めるというのか

【買ったばかりの『生殖記』。著者は朝井リョウ】 私は作家・朝井リョウが好きである。存在感が好き。作品が好き…。それで済むなら話は早い。ひたすら彼が打ち出す作品を、逐次読み重ねていけばいいだけの話だ。 今月、小学館より10月に刊行されたばかり...
美術

〈再録〉ズッキーニとアボカドのサンドイッチの余話から

【雑誌『an・an』で発見したズッキーニとアボカドのサンドイッチ】 とりとめのない雑文の中にこそ、真実が紛れ込んでいるものと信じて疑わない。「ジュウバコのスミをツツく」と長年覚えていた諺は、ひどく適正を欠いていて、正確には、「重箱の隅を楊枝...
科学

〈再録〉人新世とウイスキーと『化石入門』

【人類の偉大なるレガシーは酒を造ること。私が好きなのはバルヴェニー】 メジャーリーグの大谷翔平についてはよく知っている。でも長嶋茂雄や王貞治は名前だけしか知らない…。野球ファンであろうと、Z世代ではありがちなことである。いや、若い世代にかか...
映画

〈再録〉ヒッチコックの映画『ファミリー・プロット』

【アルフレッド・ヒッチコック監督の顔と名前くらいは知ってる?】 前回の『フレンジー』から、すぐにお会いできましたね。お元気でしたか? 皆さんの考えはお見通ですよ。ヒッチコックの映画など、基本的には感想を述べないほうが、宜しい。あんたなんて映...
映画

〈再録〉ヒッチコックの映画『フレンジー』

【アルフレッド・ヒッチコック監督の映画『フレンジー』の1シーン】 ヒッチコック映画狂である私が『サイコ』(“Psycho”)について書いたのは、昨年の9月だった(「映画『サイコ』とラブホの関係」)。あれは誠にクレイジーな映画であった。とはい...