科学

写真・カメラ

石内都『さわる』における身体的男性性の発見

【写真家・石内都さんの男性ヌード写真集『さわる』(新潮社)】 学生時代に学んだ言語表現(国語)が、その領域を阻まれて思考停止に陥った経験というものがある。私の若い頃の話である。 それはつまり、自ら秘匿としていた性の領域に、外面上の身体表現の...
写真・カメラ

伴田良輔『眼の楽園』―ヒカリモノを求めて

【もうほんとにお馴染み、伴田良輔著『眼の楽園』(河出書房新社)】 私が敬愛する作家・芸術家の伴田良輔氏は、“ヒカリモノ”に妖しく惹かれ、その虜になってしまうのだということを、かつての著書『眼の楽園』(河出書房新社)の中で告白していた。「ヒカ...
ビジネス

コロナ禍に読んだ投資の話そして飯島寛騎さん

【フリーマガジン『ジャパニーズ インベスター』の表紙に飯島寛騎さん】 今年4月から放送されているテレビドラマ『ディープリベンジ-顔を捨てた家政婦-』(主演:堀未央奈、石川恋、飯島寛騎、松井利樹)がめっぽう江戸川乱歩っぽいな――というところで...
書籍

心理テスト―なつかしいリョウからケイへ

【『an・an』2016.11.30(No.2030)の表紙はHey! Say! JUMPの伊野尾慧さん】 もうだいぶ前、『an・an』(マガジンハウス)2016.11.30(No.2030)を眺めていたら、フードエッセイストの平野紗季子さ...
映画

ヒッチコックの映画『鳥』

【アルフレッド・ヒッチコック監督の大名作『鳥』】 それはつまらぬ妄想――。 アルフレッド・ヒッチコック(Alfred Hitchcock)の映画『フレンジー』(“Frenzy”)を前に観た時、もしこの映画を撮った時にヒッチコック監督がもう少...
写真・カメラ

宮沢りえ&篠山紀信の『Santa Fe』

【宮沢りえ&篠山紀信の会心のヌード写真集『Santa Fe』】 そういえば、思い出した。昨年の7月末、私はBlueskyで以下のような文をポスティングしたのだった。幼少期から、今日に至るまで。私の「心身の成長に影響を及ぼした俳優さんたち」。...
性教育

朝井リョウの男性学にまつわる関心と文脈

【『週刊文春』2026年3月26日号の朝井リョウ「私の読書日記」】 デビュー作『桐島、部活やめるってよ』や『正欲』で知られる作家・朝井リョウさんが、このところ「男性学」というワードを多用して、その関心と文脈を押し拡げていることに留意し、私も...
音楽

〈再録〉『洋酒天国』―ジャズと日劇〈1〉

【まったく入手するのに困難を極めた『洋酒天国』第58号】 この頃はスコッチのブレンデッドの「CLAYMORE」(クレイモア)をちびちび飲んでいたりするのだが、これがなかなか濃くて美味い。雑然とした日常の煩悩を一気に忘れさせてくれるような親身...
飲み物

ソガイニというウイスキーと福士蒼汰さん

【桜尾の蒸留所で育まれたジャパニーズ・ウイスキー「ソガイニ」】 昨年の10月、私はSNSのBlueskyでこうポスティングしたのだった。私自身のサブカル嗜好についても、新しい空気感が注がれている感じ。アンディ・ウォーホル、ウイスキーのSOG...
書籍

伴田良輔『眼の楽園』―ウォーホルの死

【作家・芸術家である伴田良輔氏の名著『眼の楽園』(河出書房新社)】 短い備忘録として――。 私のお気に入りの本でもある、伴田良輔氏の『眼の楽園』(河出書房新社)には、“ウォーホル”のワードがあちらこちらに散らばっている。とどのつまり、伴田氏...