音楽

文学

〈再録〉夢十夜―慥かな、とてつもなく慥かな

“夢”(ゆめ)という語には、ロマンチックな趣の想像とは裏腹に、恐怖体験を俄に想起させる二重の意味が隠されている。 考えてみれば私自身、“夢”という語を創作上、それこそ何度も使い回ししているが、過去においてはっきり国語辞典でこの“夢”という語...
テーマパーク

〈再録〉われらの小山ゆうえんち

【懐かしい小山ゆうえんちでの記念写真】 最近手掛けた曲「これぞ運命」の歌詞の中に“小山ゆうえんち”という遊園地の名称が出てくる。 小山ゆうえんちとは? それはつまり、かつて栃木県小山市に所在した遊園地、小山ゆうえんちのことである。そこは私が...
ビジネス

序章・三山凌輝―腹黒い男の終末論

【『週刊文春』2026年7月30日号の不倫関係を報じる記事】 悔やんでも悔やみきれないのは、この男の人を今まで「バグる世界」で一度も取り上げなかったことだ。誠実さの奇妙ないいがかりにおいては、福原愛さんと江宏傑さんの離婚離縁スキャンダルをし...
写真・カメラ

〈再録〉円環

【写真家・佐藤邦子さんの組作品「屋上住人」①】 朝日新聞朝刊に連載されている大江健三郎氏の「定義集」は、私の大好きなエッセイです。 9月22日付のタイトルは、“【文化は危機に直面する技術】未知にのめり込む地殻変動”で、このエッセイの中に出て...
飲み物

〈再録〉『洋酒天国』のロックは飲まぬワインとマルゴの話

【『洋酒天国』第8号の表紙はお馴染み柳原良平】 1952年(昭和27年)4月28日にサンフランシスコ講和条約が公布。4年後の1956年(昭和31年)の経済白書には、「もはや戦後ではない」という文言が明記され、その年の流行語となった。そういう...
文学

〈再録〉「ささやかな時計の死」に関するささやかな雑感

またもや“時計”にまつわる話である(当ブログ「〈再録〉パタパタ電波時計と学習教材のこと」参照)。【高校国語教科書の中の「ささやかな時計の死」】 2005年発行の高校国語教科書『新現代文』(筑摩書房)に村上春樹氏のエッセイが扱われている。「さ...
音楽

〈再録〉Two Virgins

【Yoko Ono/John Lennon『Unfinished Music No.1:Two Virgins』】 昨年の10月、フランスの舞台演出家であるパトリス・シェロー(Patrice Chéreau)氏が亡くなって、何故かジョン・レ...
映画

〈再録〉現在進行形のエイプリルフール

【映画『幸せはパリで』のカトリーヌ・ドヌーヴとジャック・レモン】 恋とか愛とかの瑣末で、私自身の内と外で実際に起きていることや起こりつつあることを、露骨にあれやこれやと書くのは控えたい。しかし、とりあえずそのことは脇に置いておくことにして、...
ミステリー

幸せをつかむ心霊写真

【中岡俊哉編著『新 恐怖の心霊写真集』(二見書房)】 思えば私は、今は無き旧ブログ[Utaro Notes]で、何度も心霊写真のトピックを取り上げてきたのだった。それは、幼い頃からのオカルト好きの名残であり、遠い記憶へのオマージュでもあった...
音楽

〈再録〉敬老の日のこと

※以下は、拙著旧ブログのテクスト再録([Kotto Blog]2011年9月19日付「敬老の日のこと」より)。 人それぞれの人生があるだけ…と言ってしまえば身も蓋もない、それだけで終わってしまうような思い出話かも知れません。 私が小学校を卒...